神話の国 縁結び観光協会

意宇川(いうがわ)

出雲大社とならぶ、かつての一の宮。

熊野大社には、熊野山から流れ出るこの意宇川をわたってお参りする。
もとは、川の上流にある「上の宮」と下流にある「下の宮」の二社祭祀だった熊野大社がこうして統合されたのは、明治時代のこと。
暴れ川だった意宇川を川違え(かわたがえ)し、源流近くにあった社を移転したのだ。
ほそくゆったりと流れる川の表情に、かつての暴れ川の面影はない。
真っ赤に塗られた八雲橋の上から、アメンボが水の輪をつくりながらスイスイと水面をすべるのを眺める。
穏やかな夕暮れに、石にぶつかる水のザワザワという音だけが静かに響く。
人々の生活に根ざしてきた神聖な川。

「川のほとりに住む人たちは、神様と一緒に生きているんです。」と、神主さんが教えてくれた。